佐賀南ロータリークラブ 35周年記念事業について

佐賀南ロータリークラブは、創立35周年記念事業として
令和2年秋開館予定の東よか干潟ビジターセンター(愛称:ひがさす)に
双眼望遠鏡1基を寄贈することとなりました。
当クラブは、平成4年から社会奉仕活動として
東与賀海岸の清掃など、シチメンソウの保全活動に取り組んでまいりました。

双眼望遠鏡の設置は、本年9月頃、展望棟の展望フロア南面に設置予定です。
今年度は目録を贈呈し、開館の際には、皆様と共にお祝いをしたいと思っています。

双眼望遠鏡が、東よか干潟ビジターセンターを訪れる国内外の来訪者の目に付き
沢山の人に使ってもらうことにより、佐賀市が取り組む子供達への環境教育や国際化に向けた観光施設の充実の一助になればと考えています。

寄附目録贈呈式

日 時: 令和2年6月30日(火)10:00~10:20

場 所: 佐賀市本庁舎 2階 来賓室

出席者:【贈呈者】佐賀南ロータリークラブ 会長 古川 尋美
         幹事 嘉村 幸彦  前会長 江副 了  理事 神代 剛

    【受贈者】佐賀市長 秀島 敏行
         佐賀市環境部 部長 森 清志


【 プレートの内容

 

佐賀南ロータリークラブは東よか干潟の環境保全のため活動をつづけています


(ここにロータリーロゴが入ります)


佐賀南ロータリークラブは平成4 年より東与賀海岸周辺の環境保全活動の一環として、絶滅危惧種である塩生植物シチメンソウの保全・育成に取り組んで参りました。

生物学者としても知られた昭和天皇が生育の環境を案じられたシチメンソウ。平成18 年の行幸(第26 回全国豊かな海づくり大会)の際にも陛下に生育状況を御覧頂きました。平成27 年のラムサール条約湿地登録を受け、私たちが東よか干潟の自然環境をどのように守り育んでいくのか。当地佐賀にとって大切な課題です。

クラブ創立35 周年を迎えるにあたり、創立メンバーとして長年環境保全活動を指導し、地域社会に向け日々坦々と温厚なリーダーシップを発揮し続けた故 南里和成会員の在りし日の事績を顕彰し、ご来訪の方々に東よか干潟や有明海の眺望を愉しんで頂けるよう双眼鏡を寄贈することと致しました。

多くの皆様にご利用頂き、東よか干潟のゆくすえをご一緒に育むキッカケとさせて頂ければ幸いです。

令和2年10月
佐賀南ロータリークラブ 会員一同

 

社会奉仕活動 シチメンソウ育成事業30年の歩み
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・シチメンソウ清掃作業のきっかけ
・シチメンソウ清掃活動開始時(1992年)の様子
・1995年 10周年記念事業
・2011~2012年度国際ロータリー 意義ある業績賞を受賞
・東与賀干潟、2015年5月29日に ラムサール条約登録
・これからも頑張って育てていこう!
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シチメンソウ清掃30年を振り返って.pdf
PDFファイル 2.8 MB